2019.6.10 国登録有形文化財 高松市水道資料館耐震補強等工事

高松市水道資料館は、大正6年から7年にかけて建設された旧喞筒場(ポンプ場)と旧事務室を改装したもので、建設当時の姿を現在も残す歴史的・文化財的価値の高い建物です。

これらの建物やその周辺にある施設は、文化庁の「登録有形文化財」に登録されており、郷土の貴重な財産です。

建物はかなりの蟻害・腐朽により旧喞筒場(ポンプ場)においては部分解体、旧事務所においては全解体による取外し修復工事など、大変な工事となりましたが、文化財保存修理等に精通した関係者のご尽力により、無事に修復工事及び耐震補強工事の全てを完了することができ、深く感謝いたします。

このような貴重な有形文化財の修復は、技術の維持・後継への継承など、大変有意義な事業だと思います。

高松市水道資料館ホームページ
https://union.suido-kagawa.lg.jp/site/takamatsu/1283.html

旧喞筒場(ポンプ場)揚屋
一般見学会模様
水道資料館工事中全景